おお神よ〜!

おおかみこども見直した…

いろんな描写が素敵で、雲が広がる様子、雨粒の雫、雪が弾けそして散る感じ、土の感触
木々がざわつき、水の流れる音、花を揺らす風。

アニメーションはここまできたかという感想とともに宮崎あおいちゃんの声優としての
素質が存分に感じられる作品ですね。

自分はおおかみこどもは人生だと前に言ったことありますがその通りだと思いますし
CLANNADとか智代アフターともまた違った人生観。

強く生きる

というテーマは共通して感じることですが”頑張って生きていこう”という気持ちはなんだか
一番伝わってくるように感じます。

ネタバレ含みますが最後の花ちゃんのセリフ”強く生きて!”で涙腺は崩壊します(笑)

自分がそうであったように雨にもそう生きていって欲しい。あのセリフがこの作品の
すべてであるかのように感じます。

サマーウォーズより、時をかける少女よりもアニメーションンのレベルはあがっているのは
もちろんですがとにかく心にきます。生きていく、もちろんこういう人生を歩めるって考えた
時自分には不可能ですしアニメだからできるひとつの人生だとは感じます。

そこに何を感じるかは人それぞれでしょうが細田監督が伝えたいことはなんとなく
わかるような気がします。

雨と雪、名前にもある通りアニメの中にも雨、雪のシーンは大きく取り上げられていて
季節ごとの描写、天気、3人で過ごしてきた歳月。そういったものがうまく表現されているのが
印象的。

まったくまとまっていませんが見直すと違います。

一回目は物語を理解しながら作画枚数やCGに驚きながらあっという間に終わりましたが
今回は家で、しかも一人でじっくり見ることができたのでいろいろ発見するところも
ありました(笑)

もし今から見たい!って思ってる方がいたらいろいろ理解しながら、そして考えながら見てください。生きることがなんだか楽しく思えてきます。いつも笑ってはいられないけれど
きっと明日は素晴らしい日になるはずです。そう思って生きましょう。

最後に、雨と雪ふたりの心境の変化。
これを繊細かつ大胆に描いたことが本当に素晴らしい。

環境に合わせていくことを選んだ雪。
心境の変化に向き合うことを決めた雨。
迷いながらも二人を尊重し続けた花、そしてそれでも最後にまだ何もしてないと
言える母の心。

何度見ても考えさせられる、そしてわかりやすいアニメだと思います!
是非、見てない方は見てみてください。

一つ難点をあげるとしたら冒頭シーンのモブキャラのトゥーン感wあれがチョットマイナス。

まったくレビューになってませんがこんな感じで。
簡単でごめんなさい。でも見た作品の感想を書くって大切なことだと思います。

忘れられない作品です。大切にします。